Les enfants à La Loingtaine

子どもたちの音楽を通した10日間フランス体験

4月1日

この頃になると、子どもたちも疲れてきたのか、夜更かししていたのか朝起こされないと起きなくなってくる。(「お休みなさい。」と言って部屋へ行くけど、その後バタバタ物音がしているので多分夜更かししている。)

 

のんびり起きてきた子どもたち。朝ごはんを食べようとしたところに昨夜到着したNさんが「ハープの弦が切れたような音がしたから見てきた方がいいよ!」と駆け込んできた。

 

ずっと良い天気が続いていたのに、天気が崩れてきたせいか、寒暖の差が激しすぎたのか、ハープの弦はピアノの弦のように頑丈なものかと思っていたら、ガットやナイロンでできているのだそうでデリケートなものだった。”ヴァイオリンと一緒なのか”と思えるのはその材質だけで、張り替えるのは大変。張り替えに数時間かかり、危うくYちゃんは朝ご飯を食べ損ないそうだった。

 

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うまくとれなかったけど、咲き出した中庭の桜 たっくさんサクランボが実るらしい

 

朝食後、まず聞こえてきたのはコラード先生が練習される音。ただのスケール(音階)でも美しい。子どもたちは??と思ったら、Nさんのレッスンがあるとのことで、レッスン見学。大人のレッスンを自分たちのそれと比べてどう思ったんだろう?

 

一方、保護者たちは、この日はベルトランさんがお出かけとのことで、昼食と夕食の用意をしなければならず、近くのスーパーまで買い出しに行く。

 

想像だけど、この近辺に住む若い人たちは、フォンテーヌブローなど大きな町まで買い物に行くのだろう。(多分ベルトランさんも)近くのスーパーは小さくて、品揃えも今ひとつ。それでも、帰国が近づいたこの日は、昼食、夕飯の買い物はさっさと済ませ、棚の隅々まで眺め回し、お土産となりそうな物の物色に時間を費やす。スーパーまで送迎してくれたミランさん(庭の整備、建物のメンテなどしている人)は車の中でさぞ退屈していたことだろう。

 

さて、午後は先生二人がかりの熱いレッスン。

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翌日に迫ったご近所の方を招く小さなコンサートに向けて頑張る子どもたち。

 

夕食後、再びNさんの深夜レッスンがあった。子どもたちはレッスンで疲れたのと、普段9時、10時代に就寝している子が多くて、この日もまぶたが重くて見学できなかったが、全く音が聞こえてこない。見学していたK先生によると”すごいレッスン”だったそうだ。いったいどんなレッスンだったのだろう。私も見たかった。

 

~本日のメニュー~

【ランチ】

  • ホロホロ鳥のピラフ(前日の晩ご飯の残りをリメイク)
  • サラダ

 

【ディナー】

  • ハンバーグ(お肉屋さんでステーキ肉をひいてもらう)
  • フリット
  • ズッキーニのソテー
  • 味噌汁(各自持ち寄ったフリーズドライ
  • ご飯(こちらにおいてあったお米”みのり”再び。空気が乾いているため、カラッカラに乾燥していたので、日本の倍ぐらいの水を吸水させてやっとふっくらおいしいご飯に炊きあがった。)