Les enfants à La Loingtaine

子どもたちの音楽を通した10日間フランス体験

オマケ(覚書)

☆国際運転免許証☆

国際運転免許証を取るのは簡単。大阪の場合は運転免許試験場へ行って、申請書を提出するだけ。申請代¥2350。申請書に写真を貼らなければいけない。

 

写真を撮るところは、試験場の中にも試験場の周りにもあるのだが、とても混んでいるので、あらかじめ用意して行った方が絶対良い。特に外のプレハブの写真屋さんは機械の操作もおぼつかないおばあちゃんが経営していて、仕上がりも値段もとてもコスパが良いとは思われなかった。

 

あと必要な物はパスポート。提出後、受け取りまでの待ち時間は30分。使用期限は1年。

 

左ハンドル右側通行なんて運転したことないし…と思っていたが、友人の「自分が道路の真ん中を走っていると思えば大丈夫」というアドバイスを胸に現地に乗り込んだが、出番はなかった。

 

☆洗濯機☆

ラ・ロワンテーヌの洗濯機がたまたまこんな機種なのか、この機種が一般的なのかわからないが、面白かったので記録しておく。

 

見た目はまるで昔の脱水機のよう。

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 ふたを開けるとこのようになっている。真ん中が上下に開いて洗濯物を入れる。

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水色の矢印のポケットに多分洗う物によって場所が違うと思うのだが、洗剤を入れる。

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赤矢印のふたを閉める。真ん中がきちんとかみ合うようにしっかりロック。そして上蓋を閉めて、洗濯開始。

 

1枚目の写真の奥の操作ボタンでコース設定できるのだろうけど、自分でやってみてもわからなかったのでミランさんに頼んだが、ミランさんもうまく操作できず、何回かいろいろしてみてくださっているうちに動き出した。

が、機械が止まったのは約2時間後...

 

そして、乾燥機は、形こそ日本とおなじドラム型なのだが、機械が止まるまで3時間ぐらいかかってもまだ生乾き…使い方を間違ったのか、現地の機械は時間がかかる物なのか?現地では一度しか使わなかったので謎に終わる。

 

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旅の終わりに…

今回の企画、森先生の目的は”人間形成”。毎夏先生が同じように合宿形式で音楽アカデミー(講習会)をされているのだけれど、そちらは”音楽”が目的。夏のアカデミーはもう何年もされているのだけれど、そちらについて書かれた記事などがなくて、どんな様子なのか詳しくは知らないが、伝え聞くところによると、今回とは違って音楽に特化した厳しい講習会らしい。“音楽家のための”講習会なので当たり前だけど。

 

(興味がある方はこちらへ…

長岡京室内アンサンブル NPO法人音楽への道CEM 《公式HP》)

 

 

今回、普段はイタリアのサルデニア島に住んでいらっしゃるコラード先生が、偶然同時期にフランスにお仕事でいらしたことで、子どもたちのレッスンを見てくださったり、現地の学校を2校も見学に行けたり、現地の子供たちと交流できたりとたくさんの幸運が重なり、音楽だけでなく様々な経験をすることができた。企画してくださった森先生、いろいろなアレンジにお骨折りくださったMme.Masako、Mme.Eliane、日本とフランスとのやりとりなどなどお世話になったRちゃんママには感謝の言葉しかない。この場を借りて心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

特に森先生は、子供たちが自立すること。自分たちで考えて行動できるようにすることに心をくだいておられた。おかげさまで子供たちは、自分たちから練習を始めたり、自分たちで相談してパートを決めたり、練習したり、先生たちへお礼状を作ったりと自発的に行動する姿が多々見られた。

 

今、日本の多くの学校が「自分で考え、自分で行動できる子ども(生徒)」を育てることを目標にしている。そのために、学校レベルで具体的な方策がどのようにたてられているのかわからないが、今回、この企画に参加して、親としてできるのは「口を出したくても出さないこと。」がその一つなのだろう。と思い至った。

 

そこで思い出したのが、

”乳児はしっかり肌を離すな。幼児は肌を離せ、手を離すな。

少年は手を離せ、目を離すな。青年は目を離せ、心を離すな。”

という言葉。誰の言葉か知らないが、いつまでも小さい小さいと思っていた我が子も中学生。手を離す時期に来ていることを自戒をこめてここに残しておこう。

 

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食洗機の中のお皿まで綺麗に舐める食いしん坊ルナ

 

4月3日

朝、食堂に降りると窓の外に建物の壁にからんだ枯れたツタを焼くミランさんが見えた。天気は良くなったのに、もの悲しさを引き立てられるようだ。

 

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これまで言及してこなかった朝食について…

 

朝食は毎日焼きたてパンを買ってきてくださる。

朝、パンを買いに行くのは男性の仕事。パンを買いに行き、そこでコーヒーを飲みながら新聞を読み、周りの男性陣と語り合うのが朝の風物らしい。

 

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ピントがぶれまくっているけど、サラミが写っていたので…サラミも酒のつまみではなく、普通に食事にいただく。ピンクと白のものはマカロン。手前はバター。

そして、スープ。毎日いろんなスープを出してくださった。

そして、子どもたちが気に入ったのは、ジャム・スプレッド類。大人はリエット(鶏、豚など)。

 

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リンゴのジュレ(ジャム)とヌテラ大人気。ヌテラ、写真はお土産に買ってきた小瓶だが、当地では1kg!入りの大瓶。味が日本で売っている物と違うと子どもたち。どうやら日本のインスタントうどんが東西で味が違うように、原産地によってナッツと砂糖の配分が違って味が違うらしい。(日本で手に入るのは、オーストラリアかカナダ製、こちらはイタリア製)

 

あと、乳製品がどれも美味しかった。バターなど、あのエシレもこちらでは日本ほど高くないし、エシレじゃなくても十二分に美味しい。

 

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毎日やってくる鴨ファミリー。この方々は警戒心が強く、部屋の中で大きな声を出すだけで逃げてしまう。パリの厚かましい鴨とは大違い。

と、こうして最後の朝食をいただき、バタバタと1台のタクシー(バン)に8人乗り込んでラ・ロワンテーヌを後にした。

 

 

4月2日

朝から微かな緊張感が漂う最後の日。

 

翌朝早いので、ざっくり荷造りをしたあと、一人で庭を散歩する。

 

f:id:CMO20193:20190502120835j:plain到着した頃満開だったこぶし…

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Uちゃんのおばあちゃまお薦め ”ささやきの小径”

f:id:CMO20193:20190502120846j:plain名も知らぬかわいい花


天気がイマイチなのが残念

 

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芽吹きだして木々が萌黄色

f:id:CMO20193:20190502121136j:plain木に咲いていた花。なんだろう?山茱萸

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プリムラが自生していた!

空高く響く鳥の鳴き声とか、動画撮っておけば良かったかな…


 子どもたちは、ゆる〜く練習して本番に備える。

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最終日にして驚いたのは、なんと、この館には小さな小さな鐘楼があったということ。 

食事の時間を知らせるのに使う。意外と難しくただひもを引くだけでは鳴らなかったので、鐘の鳴らし方も先生から教わる。

 

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この日はご覧の通り薄曇りで風も少し冷たかったけど、庭で昼食をいただきリフレッシュする子どもたち。

 

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虫が苦手で庭に出たくなかったYちゃんも最後は皆のパワーに負けて駆け出す。



夕方いよいよコンサートの始まり。

f:id:CMO20193:20190502140511j:plain 子どもたち手製のプログラム

 

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まずは先生方のお話

 

モントローのコンセルヴァトワールで出会った男の子が飛び入り参加。Yちゃんのハープに合奏、それぞれのソロを弾いて小さなコンサート終了。

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子どもたちから先生方へお礼の寄せ書きをプレゼント。

 

頑張った後は、庭でバーベキュー。

のはずだったが、天候が悪かったので、屋内でバーベキュー。

 

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ベルトランさんが暖炉で焼いてくださる。お肉などはオーブンで。

 

f:id:CMO20193:20190502145154j:plain 待ってます…

(このテーブル、真ん中部分がタイルで熱い物もそのまま置けるようになっている。欲しい…)

 

最後にベルトランさんから子どもたちにサプライズプレゼント。イースターエッグチョコレート。かわいすぎる。

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〜本日のメニュー〜

【ランチ】

  • ピザ
  • サラダ
  • レモンタルト

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この大きな黒いトマトが美味

 

【ディナー】

  • バーベキュー
  • サラダ
  • チップス

 

追記: 黒いトマト、Coeur de boeuf (牛の心臓)という品種ということが判明!

牛の心臓…

 

 



 









 

 

 

 

 

4月1日

この頃になると、子どもたちも疲れてきたのか、夜更かししていたのか朝起こされないと起きなくなってくる。(「お休みなさい。」と言って部屋へ行くけど、その後バタバタ物音がしているので多分夜更かししている。)

 

のんびり起きてきた子どもたち。朝ごはんを食べようとしたところに昨夜到着したNさんが「ハープの弦が切れたような音がしたから見てきた方がいいよ!」と駆け込んできた。

 

ずっと良い天気が続いていたのに、天気が崩れてきたせいか、寒暖の差が激しすぎたのか、ハープの弦はピアノの弦のように頑丈なものかと思っていたら、ガットやナイロンでできているのだそうでデリケートなものだった。”ヴァイオリンと一緒なのか”と思えるのはその材質だけで、張り替えるのは大変。張り替えに数時間かかり、危うくYちゃんは朝ご飯を食べ損ないそうだった。

 

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うまくとれなかったけど、咲き出した中庭の桜 たっくさんサクランボが実るらしい

 

朝食後、まず聞こえてきたのはコラード先生が練習される音。ただのスケール(音階)でも美しい。子どもたちは??と思ったら、Nさんのレッスンがあるとのことで、レッスン見学。大人のレッスンを自分たちのそれと比べてどう思ったんだろう?

 

一方、保護者たちは、この日はベルトランさんがお出かけとのことで、昼食と夕食の用意をしなければならず、近くのスーパーまで買い出しに行く。

 

想像だけど、この近辺に住む若い人たちは、フォンテーヌブローなど大きな町まで買い物に行くのだろう。(多分ベルトランさんも)近くのスーパーは小さくて、品揃えも今ひとつ。それでも、帰国が近づいたこの日は、昼食、夕飯の買い物はさっさと済ませ、棚の隅々まで眺め回し、お土産となりそうな物の物色に時間を費やす。スーパーまで送迎してくれたミランさん(庭の整備、建物のメンテなどしている人)は車の中でさぞ退屈していたことだろう。

 

さて、午後は先生二人がかりの熱いレッスン。

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翌日に迫ったご近所の方を招く小さなコンサートに向けて頑張る子どもたち。

 

夕食後、再びNさんの深夜レッスンがあった。子どもたちはレッスンで疲れたのと、普段9時、10時代に就寝している子が多くて、この日もまぶたが重くて見学できなかったが、全く音が聞こえてこない。見学していたK先生によると”すごいレッスン”だったそうだ。いったいどんなレッスンだったのだろう。私も見たかった。

 

~本日のメニュー~

【ランチ】

  • ホロホロ鳥のピラフ(前日の晩ご飯の残りをリメイク)
  • サラダ

 

【ディナー】

  • ハンバーグ(お肉屋さんでステーキ肉をひいてもらう)
  • フリット
  • ズッキーニのソテー
  • 味噌汁(各自持ち寄ったフリーズドライ
  • ご飯(こちらにおいてあったお米”みのり”再び。空気が乾いているため、カラッカラに乾燥していたので、日本の倍ぐらいの水を吸水させてやっとふっくらおいしいご飯に炊きあがった。)



 

 

 

3月31日

「明日は日曜日なのでmarché があります。行きたい人いますか?」との先生の問いに「ハイ!ハイ!」と手を上げる保護者全員+日本から見学にいらしていたK先生。

朝早く行かないと混み合うからと、早めにベルトランさんにFontainebleau(

フォンテーヌブロー)まで車で送ってもらう。片道15分。(途中サイクリング大会のルートになってしまったため遠回りしなければならなかった。)

 

フォンテーヌブローは大きな町でお店もたくさんあるし、おしゃれな(高そな)ケーキ屋さんがあって目がひかれる。(「子どもたちに買って帰りたいね~」って言ってたのはどの口か??)

 

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何から何まで売っている朝市。

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魚屋の看板(ゆるキャラ?)がかわいい 

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もちろん肉屋もあったけど、写真は自主規制。

 

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ホワイトアスパラガス買って帰ろうかと思ったけど、確か冷蔵庫に入っていたはず。とやめる。(どこへ行っても主婦らしさは抜けない)パエリアなどお総菜も売っている。

 

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ピクルス屋さん。「写真撮ってくれてありがとう。」とにこやかに嫌みを言われる。(そんなフランス語はわかってしまう。)花束風ラディッシュ(丸ごと出されたラディッシュに切り込みを入れてバターをはさみ、塩をパラっとかけて食べるのがフランス式)

 

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オイスターバーに花屋。花屋の向こうには洋品コーナー。はては家具、キッチン用品屋もあった。

 

f:id:CMO20193:20190430141531j:plainイースター前だったのでそれらしくデコレーションされた店先。あまりにかわいらしいので、お菓子やさんかと思って近寄ると総菜屋さんだった。


帰ってみると、子どもたちはレッスンを受けているところ。なんだか単なる旅行ブログのようになってしまっているのでレッスン風景を

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この日からイタリア人の先生がいらっしゃった。

M.Corrado Lepore(コラード)先生。シャンゼリゼ管弦楽団のヴァイオリニストだ。とても穏やかでニコニコ優しい先生で、初日でこそ緊張していた子どもたちだが、翌日からは慣れた様子だった。

 

 

午後からは、フォンテーヌブローのコンセルヴァトワールから子どもたちが3人やってきてレッスンを受ける。子どもたちは見学。そして、お見送りした後、ホールでコラード先生に合奏をみていただく。

 

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英語でレッスン。インターナショナルスクールに通う1人以外は英語が達者とはいえないので、この日は先生方が通訳してくださる。しかし、日を追うごとに自分たちでなんとか理解しようと努力しだし、達者な1人を中心に子どもたちだけでレッスンを受けるようになっていった。

 

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~本日のメニュー~

【ランチ】

  • ダフィノア
  • ビーツサラダ
  • グリーンピースサラダ(大量のエンドウ豆は保護者+K先生、Mme. Masakoで剥いた)

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【ディナー】

  • ホロホロ鳥の丸ごと煮込み
  • フランス風ライス
  • サラダ
  • チョコレートケーキ

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この日はブリュッセルから先生のお弟子さんも来られたので、大きなテーブルに食べ物も人もギッシリだった。大人数で食べる食事は楽しい。


 

3月30日

この日は午前中個人レッスン。

それぞれが勉強している曲のハーモニーを聴きながら練習。

 

個人とはいえ、見学している残りの2人もピアノで伴奏の和音を弾いたり…

 

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オーケストラ伴奏の管楽器パートを手分けして弾いて合奏したり、とにかくお互いの音、ハーモニーを聴きながら弾く。(伴奏譜を忘れた娘に、パソコンでダウンロードしてくださったRちゃんママありがとう。パソコンにダウンロードできる。っていうところが現代的)

 

………?

 

前に読んだし。と思ったそこのあなた。そうなのだ。五十路までカウントダウンとなった今、記憶力の混乱で以前書いた記事がこの日の出来事であったことに気づいたので転載。

 

元記事があった3月27日を書き直したのでご覧されたい…

 

 

cmo20193.hatenablog.com

この頃ともなれば、朝食時に先生からその日のざっくりとした予定が子どもたちに告げられると、子どもたちは、自分たちでさっさと動き出すので、保護者たちは、練習もなく(当たり前)多少台所仕事を手伝っているが、皆でぺちゃくちゃおしゃべりしながら片付けていると、普段家で渋々片付けるほど苦にならず、あっという間に時間が過ぎていく。

 

夕方のライトアップがきれい。と聞いていたChâteau de Vaux-le-Vicomte(ヴォー・ル・ヴィコント城)見学へ出かける。残念ながらこの日はライトアップしていなかったが、日照時間が長くて閉園時間数時間前でもこの明るさなのでさもありなん。

 

このお城は、大蔵卿ニコラ・フーケが作らせ、あまりの美しさにルイ14世がこのお城を設計したメンバーにベルサイユ宮殿を作らせたとか。特にフランスの庭園様式(バロック様式)の原型となったらしい。

 

f:id:CMO20193:20190429001921j:plainお城の後方(その当時は柵のむこうもお城であったと想像される)

 

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お堀の前で写真を撮る。お堀といっても、日本のそれとは多分用途が違っておしゃれである。

 

お城の内部。フランスは美術館もお城も写真撮り放題。でも、子どもたちは豪華なベッドルーム、シャンデリア輝くボールルーム、食堂はスルー…写真を撮る暇も無し。「このお城に(バロック時代の作曲家)リュリも滞在したらしいよ~」という声も聞いていたのかいないのか?

 

少し足のスピードが落ちたのは、キッチン。なぜか、地下エリア(下々の者の生活中心エリア)は展示に力が入っていて、多分子どもたちはこの妙にリアルなシェフや、調理を待つイノシシ、ウサギ、鴨に惹きつけられたのだろう。

 

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そして、ついに足が止まったのは

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地下牢。なぜかテンションがあがる女子2名。このお城の完成後、フーケは私服を肥やしたせいで、ルイ14世の不興を買い、政界を追われ、実質このお城に住むことはできなかったらしい。そんなことから鉄仮面伝説のモデルの1人らしいが、この人形はフーケなのか…?なんの説明もないのでわからなかった。

 

 

f:id:CMO20193:20190429002106j:plainお城から庭園を眺める。広大すぎて、とても庭園の奥まで歩いて行く元気はない。(ゴルフカートのような乗り物で遊覧できそうだったけど。)

 

f:id:CMO20193:20190429002210j:plain季節が季節だけに、これから花を植えて素敵になるのだろうと思われる庭園近影。
お城でおやつ食べよう。とプチピクニック気分でおやつと飲み物を下げてでかけたが、庭園を眺めながら食べられるような場所はなく、入り口付近のベンチで食べる。

 

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庭園から見上げたお城。

次回があるならば、庭園に花が植えられて整っている時に行きたい。

 

その晩「明日からサマータイムなので時計を1時間進めてください。」と先生から教わる。確か日本では結局導入が見送られたけど、これだけ夜になっても明るいならば、サマータイムはありだと思った。日本は、夏至の頃でも7時過ぎには暗くなるからやっぱり意味ないかなぁ。


~本日のメニュー~

 【ランチ】

  • ピザ
  • ホワイトアスパラガス(ホワイトアスパラガスは手でいただくのが正式な食べ方)

 

【ディナー】

 


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 ムール貝8Kg! 蟹を食すがごとく全員無言。ムール貝は貝がらをトングにして食べるのが正式な食べ方。