3月30日
この日は午前中個人レッスン。
それぞれが勉強している曲のハーモニーを聴きながら練習。
個人とはいえ、見学している残りの2人もピアノで伴奏の和音を弾いたり…
オーケストラ伴奏の管楽器パートを手分けして弾いて合奏したり、とにかくお互いの音、ハーモニーを聴きながら弾く。(伴奏譜を忘れた娘に、パソコンでダウンロードしてくださったRちゃんママありがとう。パソコンにダウンロードできる。っていうところが現代的)
………?
前に読んだし。と思ったそこのあなた。そうなのだ。五十路までカウントダウンとなった今、記憶力の混乱で以前書いた記事がこの日の出来事であったことに気づいたので転載。
元記事があった3月27日を書き直したのでご覧されたい…
この頃ともなれば、朝食時に先生からその日のざっくりとした予定が子どもたちに告げられると、子どもたちは、自分たちでさっさと動き出すので、保護者たちは、練習もなく(当たり前)多少台所仕事を手伝っているが、皆でぺちゃくちゃおしゃべりしながら片付けていると、普段家で渋々片付けるほど苦にならず、あっという間に時間が過ぎていく。
夕方のライトアップがきれい。と聞いていたChâteau de Vaux-le-Vicomte(ヴォー・ル・ヴィコント城)見学へ出かける。残念ながらこの日はライトアップしていなかったが、日照時間が長くて閉園時間数時間前でもこの明るさなのでさもありなん。
このお城は、大蔵卿ニコラ・フーケが作らせ、あまりの美しさにルイ14世がこのお城を設計したメンバーにベルサイユ宮殿を作らせたとか。特にフランスの庭園様式(バロック様式)の原型となったらしい。
お城の後方(その当時は柵のむこうもお城であったと想像される)
お堀の前で写真を撮る。お堀といっても、日本のそれとは多分用途が違っておしゃれである。
お城の内部。フランスは美術館もお城も写真撮り放題。でも、子どもたちは豪華なベッドルーム、シャンデリア輝くボールルーム、食堂はスルー…写真を撮る暇も無し。「このお城に(バロック時代の作曲家)リュリも滞在したらしいよ~」という声も聞いていたのかいないのか?
少し足のスピードが落ちたのは、キッチン。なぜか、地下エリア(下々の者の生活中心エリア)は展示に力が入っていて、多分子どもたちはこの妙にリアルなシェフや、調理を待つイノシシ、ウサギ、鴨に惹きつけられたのだろう。
そして、ついに足が止まったのは
地下牢。なぜかテンションがあがる女子2名。このお城の完成後、フーケは私服を肥やしたせいで、ルイ14世の不興を買い、政界を追われ、実質このお城に住むことはできなかったらしい。そんなことから鉄仮面伝説のモデルの1人らしいが、この人形はフーケなのか…?なんの説明もないのでわからなかった。
お城から庭園を眺める。広大すぎて、とても庭園の奥まで歩いて行く元気はない。(ゴルフカートのような乗り物で遊覧できそうだったけど。)
季節が季節だけに、これから花を植えて素敵になるのだろうと思われる庭園近影。
お城でおやつ食べよう。とプチピクニック気分でおやつと飲み物を下げてでかけたが、庭園を眺めながら食べられるような場所はなく、入り口付近のベンチで食べる。
庭園から見上げたお城。
次回があるならば、庭園に花が植えられて整っている時に行きたい。
その晩「明日からサマータイムなので時計を1時間進めてください。」と先生から教わる。確か日本では結局導入が見送られたけど、これだけ夜になっても明るいならば、サマータイムはありだと思った。日本は、夏至の頃でも7時過ぎには暗くなるからやっぱり意味ないかなぁ。
~本日のメニュー~
【ランチ】
- ピザ
- ホワイトアスパラガス(ホワイトアスパラガスは手でいただくのが正式な食べ方)
【ディナー】